2014年10月02日

テクニカル分析のコーナーをはじめるにあたって

businessmen draw a graph

今、日本において多くの人がFX(外国為替証拠金取引)に興味を持ち、実際に投資を始める人が年を追うごとに多くなっています。その背景には、長引く景気の低迷や閉塞感から給料以外の収入を確保したいといった願いや、先々の年金や退職金の支給に不安を感じ、少しでも預貯金を多くしたいとか、将来的にFXで収益を上げられるようになりたいといった願いがあります。

 

FXとは、10年ほど前の規制緩和により広く個人投資家にその門戸が開放された投資市場であり、単純には通貨の売買により利益を上げようとする投資商品です。実際の売買代金のうちの一部を証拠金としてFX会社に預け入れるだけで、元手の何倍もの金額を動かして売買できるレバレッジ取引があり、短期的に巨額の利益を上げる人が現れました。

 

そのため、一気に一般の個人投資家の間に広まっていったのです。その間にFX会社による環境整備が進み、少額から開始できる手軽な投資商品という認知が定着、多くの個人投資家がFXに興味を持ち、実際に売買を始めています。

 

それまでの日本の個人投資家にとって、比較的高いリスクを負って投資を行う市場としては株式市場と商品先物市場の2つの市場があり、特に株式市場が一般の個人投資家の主な投資先でした。既に個人投資家が長年売買を行っている株式市場や商品先物市場において、継続的に利益を上げることができている投資家は、おそらく全体の1割しかいないと考えられます。

 

これには明確な統計数字が存在するわけではありませんが、古くから投資の世界では、8割の人が損をして2割の人が利益を上げているということが言われており、個人投資家が継続的に利益を上げるとなると、更に狭き門になると思われます。

 

では、FXという市場においてはどうなのでしょうか。

 

実はFXという市場は、個人投資家に開放される以前から綿々と存在していた市場であり、いわゆるプロの市場でした。FX市場に参加するための必要資金は、個人では到底考えられないような大きな資金であり、銀行間取引が主な市場だったのです。プロだけが参加しているからと言って、全ての参加者が利益を上げられるわけはなく、ここでも2割の勝ち組と8割の負け組に分かれていたのです。

 

そのような厳しい市場が突然個人投資家に開放されて、簡単に利益を上げることができるかと言えば、それは無理に決まっています。投資の市場とは、株式投資や商品先物投資であれ、FX投資であれ、同様に厳しく、メンタルコントロールや資金管理、トレードルールといったものを持って初めて、利益が少しずつ上がるものなのです。

 

しかしながら、ここ数年の日本の状況はまるで違います。一部の天性の勘をもった人や運が良かった人、たまたま結果が出てしまった人なども含め、初心者がいきなり1億円を超えるような利益を上げた事例がいくつもメディアで取り上げられ、あたかもFXがこれまでの投資とはまるで違う、魔法の投資のように捉えられています。そうして毎日多くの人を惹きつけ、市場では同じ様が繰り返されていくのです。

 

私は株式でも商品でもFXでも利益を上げることができます。また利益を上げる方法や手法、心構えなどを伝え、それを学んだ大勢の方が利益を上げてきました。そこには一定の「知るべきもの」、「理解すべきもの」、「実践すべきもの」があり、それらを会得することなく安定した利益を上げることはできないのです。

 

しかし、裏を返せば、しっかりと学べば例え初心者であっても年齢や性別、学歴を問わず、利益を上げて行くことは可能であり、現に私は何千人とそういう方たちを世に送り出してきました。

 

今回このコーナーで取り上げる「テクニカル分析」は、そんな「FXトレードで利益をあげるために必要なもの」の中でも、最も重要な取引の根拠となるツールです。テクニカル分析を解説している本やサイトはたくさんありますが、そのいずれもが真に利益を上げるためのテクニカル分析としては浅い理解に終始しており、その本当の価値や力が発揮されていないように私には感じられます。そこで今回、松下誠の観点からのテクニカル分析を解説したいと思います。

 

その最も重要となる本質は、「値動きの意味を考えた上で、テクニカル分析を用いて売買を行い、利益を上げる」というものです。あなたがテクニカル分析の知識や理解を一段と深め、より確実な利益へ近づくためにこのコーナーを活用してください。

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(ライター:104m)