2015年11月09日
ちゅるんっとした、まるでゼリーのような形ですが、もちろん立派なマウスです。しかも表面を指でなぞると、いろいろなギミックが飛び出します。1本指でなぞる、2本指でなぞる、2本指でタップする。いや、そこまで私は使いこなせません(汗)。「Magic Mouse 2」9500円(税別)
「マウスなんてトレードじゃなくても使ってるだろ!」
って、確かにその通りですが、私、トレードのためにこのマウスに買い換えました。それまでは昔ながらの有線マウスを使ってたんです。Macユーザーの皆さんはご存知だと思いますが、「Apple Mouse」という旧式のものです。旧式はUSBから給電しますので電池レス。ですから、取り回しが軽いんです。その理由で、私は敢えてこの旧式を選び、壊れてはまた買い直してきました。
こちらが「Apple Mouse」5800円(税別)、現在も発売中。
ところがトレードで必要とされるのは、隣同士のロウソク足の高値安値を見比べるような非常に細かい作業。ごくわずかな手首の動きにスムースに順応してくれるようなマウスが欠かせません。それなのに有線マウスだとコードのテンションで、わずかな動きを伝えたつもりがプニュっと弾かれたりするんですね。
プニュっですよ。プニュっ。マウスを止めておいたつもりが、手を離した瞬間にカーソルが動いた時には「ムキーーーーっ」と、それはもう怒りがメラメラとこみ上げて参ります(ました)。「いったい誰がやったんだ」「このコードか」「このコードが悪いのかっ」て、本当にアホみたいな話ですが、実際、イラつきはじめると、頭のなかで堂々巡りするのはたいていこんな思考のレベルです。私だけ? いや、私だけではないはずです(苦笑)。
こういう些細なトラブルは、その根源を排除してしまうのが肝要。トレードには冷静さが必要なのに、こんなところでつまづいては、いつまで経っても勝ち組にはなれません。ですからコードレスなんです。コードレス・サイコー!
しかも文明の利器ったらすごいじゃありませんか。この「Magic Mouse」、マウスの上面を指でスラっとなぞるだけで、画面をスクロールさせる機能が付いていました。もちろん上下左右にスクロール可能。マウス本体を動かさず、カーソルを固定したままチャートを送るなんていう凄技も、私、会得しました。おそらくウィンドウズ系のマウスでも、同様の機能を持たせたマウスはあるのではないでしょうか?
マウス本体を動かしてもよし。指でなぞってもよし。なんでこんな便利なものを、早く使わなかったのでしょうか。単3形乾電池が2本も入っているから重い? 手首が疲れる? バカ言っちゃいけません。そんなものは、一日ですぐに慣れました。しかも、機械的に動くパーツが少ないため壊れにくい。「Apple Mouse」ユーザーにとっては悩みの種だったスクロールボールのホコリ詰まりがまったく起きないんです。
当たり前です、その機構自体がないのですから。
ちなみに今秋、「Magic Mouse」は「Magic Mouse 2」として生まれ変わりました。これからこのマウスを購入する皆さんは、すべからく新型を購入することになるはずです。私が使用しているのは単3形乾電池×2本を入れ替える以前の給電方式でしたが、このニュータイプはUSBによる充電方式となっています。それにより、マウス本体の重量も軽量化され、さらに使いやすくなっているとか。Macユーザーの皆さん、買い換えるなら今ですよっ!