2015年09月28日

9月26日のニュース:消えた「逆張り」売買

日本経済新聞2015年9月26日16面記事より
消えた「逆張り」売買
超短期が支配、方向感なく

 

25日の株式市場ではメガバンクなど配当利回りの高い銘柄が買われ、
日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。ただ安倍晋三首相が打ち出した
「新・3本の矢」への反応は鈍く、反発力は弱い。株式市場は短期の
売買が大半を占め方向感が定まらない。参加者の投資意欲は冷え、
流れに逆らって「逆張り」で攻める動きも影を潜めている。
(日本経済新聞より)

 

各証券会社の取引の内訳を見ると、9月は8月に比べて短期売買の
比率が高くなっているようです。松井証券によれば、9月の
デイトレード比率は6割弱と8月(49%)に比べて上昇しています。
この背景には、売買代金の7割を占める海外勢の売りエネルギーの
強さがあり、外国人投資家は9月第2週(7~11日)まで5週連続で
売り越し、9月の第2週に限れば1987年のブラックマンデー以来の
大きさとなっており、その売りエネルギーにより、中長期の
買い投資が手控えられる展開となっています。

 

個人投資家に関して言えば、短期売買と中長期売買の
どちらを自分自身の投資戦略として採用するかは、
事前に決めて、一貫して取り組む必要があり、
このタイミングで短期売買の比率が上がっていることが、
中長期売買の戦略を採用する投資家の売買に手控えに
よるものであれば、それは非常に適切な投資判断であり、
行動であるといえます。

 

記事の中では、逆張りのトレーダーたちが、
超短時間の高速売買のアルゴリズム取引の
影響を受けてパフォーマンスが下がっているといった
趣旨のことが書かれています。

 

しかしながら、常にトレードのパフォーマンスを
確認しながらトレードを進めていけば、ある1つの要因で
パフォーマンスが落ち続けるということは考えにくく、
ここで登場する「逆張り」のトレーダーたちの
ロジック自体に問題があるのではないかと推察します。

 

投資において最も重要な要素は資金管理であり、
資金管理を行うことから、パフォーマンスの堅牢性が
保たれていきます。そのことを忘れることなく、
売買ロジックより前に、資金管理のルールについて
検討を行うことが重要です。

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(ライター:104m)