2014年10月02日

第1回 お金とは何か?:お金の役割

分かれ道とビジネスマン

投資の哲学

「投資の哲学」とは

真理を探究し、効果的に目標を達成するための、深い理解。より深い理解は、安定した投資につながり、投資家を幸せへと導く。「哲学」とは知恵を愛し、真理を明らかにし、よく生きようとする思索を経て、何かの理解や意見に辿り着く営み。

第1回 お金とは何か?

1-1.お金の役割

お金とは、貨幣経済における価値評価や流通、価値の貯蔵や交換のための手段であり、価値の評価を行うための社会の共通認識である。紙幣は、単なる紙に過ぎないが、中央銀行がその価値を保証してくれているという信用を共有していることで、一定の交換価値を持っている。そのおかげで様々な物やサービスがスムーズに取引できるのだ。

かつて人間は物々交換により必要なものを手に入れていた。これに不便を感じる中で、価値交換手段として石や貝、豆などが使われるようになったのがお金の始まりと言われている。やがてその交換手段は金や銀といった希少金属にとって変わり価値が担保されるようになる。しかし金や銀のコインや大判、小判では、流動性に欠けるため紙幣が登場する。そして今では、紙幣や硬貨の姿さえなくなりつつあり、銀行の預金残高や電子マネーといったデータにまで変容している。いまやお金とは、形を持たない「認識」や「概念」になっていることを再認識する必要がある。

(FX攻略.com2013年6月号掲載)

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(ライター:104m)