2015年12月02日

一番売れてる投資の雑誌ZAiが作った 低リスクでカンタンなFXトレード演習帳

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一番売れてる投資の雑誌ZAiが作った 低リスクでカンタンなFXトレード演習帳
松下 誠
ダイヤモンド社

FX投資家 投資家向き

 

まこと投資スクール「FX投資力養成コース」「FX投資力実践コース」のエッセンスがギュッと1冊に詰まった“実践で使えるFX解説書”。全編にわたり分かりやすい言葉で丁寧に説明されているから初心者でも十分読みこなすことができるが、その内容はとても奥が深く、中級者、上級者にとっても新たな発見が期待できる。

 

本書は冒頭からトレードルールの具体案を提示し、そのルールを例にしてトレードの優位性とは何かを解説している。なぜエントリーするのか、なぜその売買量なのかといったトレードの核心にいきなり迫り、勝つためのトレードとは何なのかを明らかにしていく。本書はテクニカル指標を利用するトレード手法の解説書だが、勝つ理由はテクニカル指標を知ることではなく、正しく使いこなすことだと松下 誠氏は説く。本書の核心部分なのでもう一度繰り返すが、”トレードに勝つには、テクニカル指標を使いこなすための準備と心構えが必要”と松下 誠氏は力説するのだ。

 

それはまるで剣道で「コテ」「メン」「ドウ」を教えてもらっても実践で使いこなせるようになるには訓練が必要であるのと同じである。ひとつには技術の訓練。もうひとつには、メンタルの訓練。訓練にはふたつの側面が存在するが、双方を鍛える具体的な手法として、松下 誠氏は「投資日記」「取引記録」「過去検証」を推奨する。もちろん本書では記録を付ける際のポイントも解説されているので、これもまた参考になる。

 

さて、以上を踏まえたうえで本書はテクニカル指標の解説に入っていく。紹介されているのはダウ理論、移動平均線、MACD(マック・ディー)、RSI(アール・エス・アイ)、ATR(エー・ティー・アール)。つまり、トレンド系、オシレーター系、エネルギー系からそれぞれの代表的な指標が解説されているのだ。読者によってはたったこれだけ? と思うかもしれないが、松下 誠氏は「この指標だけで十分」とする。もちろん、これらの指標を会得すれば、他の指標も容易に理解できるようになるだろう。

 

途中、ワーク形式で理解度を確認できる「練習問題」コーナーも充実。問題を自分の力で解き、解説を何度も読み返すことで必要な知識がどんどん頭の中に入ってくるはずだ。

 

また第5章には異なる投資スタンスから設定された4つのトレードルールが記されている。このトレードルールの優位性を読み解き、自分のものにして、さらには自分自身の改良を加えることで、世界にひとつだけのトレードルールが完成する。

 

海外の書籍はいざしらず、日本語でこれだけ平易に、トレーダーにとって必要不可欠な内容を記した書籍はほかに見当たらず、その意味で、FX投資家のみならず、チャート分析を行う株式投資家、商品先物投資家にとっても有用な内容となっている。実際、まこと投資スクールでは、この書籍を読んでさらなる学びを得ようとスクールへの参加を決めた人たちも多い。もちろんスクールではこの内容をベースにして、もっともっと深く掘り下げていくことになるが、松下 誠氏が教える投資手法に、気軽に触れられるものとしても本書を一度、手にとっていただくことをお勧めする。

 

 

目次

序章   たった15分で1万5000円をゲット! ログインから利食いまでの全行程を大公開!

第1章 FXで勝つために最初に考えるべき5つのポイントをおさえよう

第2章 序章の模範トレードからルール作りのキモを学ぼう!

第3章 宝の山・FXチャートの正しい見方と使い方をマスターする

第4章 ルール作りに必要なテクニカル指標はこれだけあれば十分!

第5章 著者謹製! これが負けにくいトレードルールのサンプルだ!

第6章 より上級トレーダーを目指すならサイクル理論を知っておこう!

第7章 これまでにつかんだ技術をもとにトレードの戦略を考えてみよう

 

特別付録      低リスクでカンタンなトレードのためのFX用語辞典

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(ライター:104m)